波照間島の概要
有人島では日本最南端の波照間島。
人口は543人(平成21年9月末)です。面積は12.77k㎡、島の周囲14.80㎞です。
波照間とは、「果てのうるま」「うるま」とは珊瑚礁という意味で、「果ての珊瑚礁の島」ということから「波照間島」と呼ばれているそうです。
波照間島は名前の通り、珊瑚礁が隆起してできた島ですが、比較的起伏が大きかったため、島の中央には標高60mに達する地域があります。
波照間島には色々な浜がありますが、美しいのは中でも何と言ってもニシ浜です。この海の色は見る人の心を奪ってしまいます。
波照間島へは高速艇を使えば1時間、フェリーだと2時間かかります。波照間島の海域は海が荒れることが多いので、予定されている時間よりもさらにかかってしまう場合があります。あらかじめ船酔い対策の準備は万全にして行くと良いでしょう。
昔ながらの産業は「さとうきび」ですが中心ですが、近年はスイカ、メロン、パッションフルーツなども栽培されています。
他にも波照間島唯一の「泡盛」の製造所があります。こちらは「泡波」という一種類の上、製造量が少ないので主に島内で流通しているだけで、外部にはあまり流れていないので、幻のお酒とされています。
天体観測で有名な波照間島
波照間島は天体観測でも有名で、多くの研究家や天体マニアも訪れます。そして、島の観光名所でもある、竹富町立星空観測タワーがあり、鉄筋コンクリート3階建てで、最上階の銀色の観測ドームの中には、コンピュータ制御された口径20㎝の屈折望遠鏡があります。
また、季節事の星座を丸天井に映し出すプラネタリウム室や資料館も完備されていて、東京など都会では見られない星を観察できます。
緯度が低いため、日本国内では南十字星を好条件で観測する事が出来る数少ない島でもあり、それのみを目的にくる人も少なくありません。
昔ながらの沖縄家屋が残る島
波照間島の民家は昔ながらの沖縄の家々が残る島です。赤瓦屋根の民家に、それを取り囲むサンゴの石垣とフクギの木といった昔の沖縄の風景が今でも残っています。
最近は民宿が多く建てられ、様々な宿が出来ています。波照間島にホテルはなく、民宿か素泊まりというのが一般的です。
島内に小学校や中学校はありますが、高校がないため、島の子供達は中学校を卒業するとほとんどの子供が高校へ通うために島外に出て生活を行います。
波照間島にはハブ類が生息していないのと、島内に信号機が一つもないという事も特徴といえるでしょう。